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【新型コロナ】当面の生活費がなく困っている方へ~経済支援と低金利の借入まとめ~

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こんにちは。6月末での雇い止めが決まったはちです。

新型コロナウイルスの影響で私と同じように仕事を失いそうな人の中には、「 仕事がないと当面の生活費が支払いできない!」という人も多いと思います。そんな時、手軽だからとカードローンやリボ払いに安易に手を出すのは絶対にやめましょう!

国や自治体の支援や無利子・低金利の借入等、困窮した場合の助けとなる制度があります。高利子でお金を借りる前に、使える制度がないか確認してみてください。

4月29日時点での国・自治体の経済支援策と、民間の制度を使った低金利での借り入れについてまとめました。困っている人の助けになれば嬉しいです。

 

 

 

 

受けられる経済支援を確認する

 

まずは国や自治体の経済支援策の中で利用できるものがないかを確認してみましょう。

下記のサイトに助成金補助金の情報が分かりやすくまとめられています。

www3.nhk.or.jp

今回はこのサイトの中から

についてまとめてみます。

f:id:hachidayo8:20200429004126p:plain

細かくて見づらいですが、計5つの制度がありました。それぞれの内容について簡単に説明していきます。

休業補償、学校等休業助成金・支援金については会社側からの申請が必要なため、今回は除外しています。

(他に使用可能な制度があればコメント等でご教示いただけると嬉しいです!)
 

 

特別定額給付金(1人当たり10万円の一律給付)

 「特別定額給付金(仮称)」については総務省のホームページをご確認ください。

www.soumu.go.jp

受付開始日・支給開始日は各市区町村が決定します。申請期限は受け付け開始から3か月以内とするということです。

総務省は早いところでは5月中に支給を開始できるのではないかとしています。

 

 

生活福祉資金貸付制度

「休業」や「失業」により生活費に困ったときには、生活資金を借りられる「生活福祉資金貸付制度」があります。

詳細については、厚生労働省ホームページをご確認下さい。

 

www.mhlw.go.jp

この制度について簡単にまとめると以下のようになります。

  • 所得に関係なく利用可能
  • 「休業」の場合は最大10万円、学校の臨時休校などの影響を受けた場合は最大20万円をそれぞれ借りられる
  • 「失業」などで生活の立て直しが必要な人は、単身なら月に最大15万円、2人以上の世帯なら月に最大20万円をそれぞれ借りられる
  • 所得の減少が続き住民税が非課税となる状況となった世帯は返済を免除

 

 

公共料金の支払い期限延長

公共料金(電気・ガス・電話・水道・NHK)の支払いは先延ばしが可能です。詳細については、上記NHK特設サイトまたは契約している会社・事業者へ確認してください。

 

 

住居確保給付金

世帯の生計を支えていたものの仕事を失ったり収入が減ったりした人が対象で、給付を受け取れる期間は原則3か月、最長で9か月です。

申請先は各自治体の「自立相談支援機関」になります。「お住まいの都道府県・市町村名+住居確保給付金」で検索すると、各自治体の給付の要件・問い合わせ先が確認できます。参考として、金沢市のホームページのリンクを貼っておきます。

 

www4.city.kanazawa.lg.jp

 

 

修学支援新制度

「新型コロナの影響で子供の学費が払えない!」、「お父さんが失業しちゃったけど、私は大学を辞めて働いた方がいいのかな……」とお悩みの方、まずは学校側に相談しましょう!

「修学支援新制度」について、文部科学省のホームページのリンクを貼っておきます。

授業料の減免、給付型の奨学金の支給が受けられます。

 

www.mext.go.jp

この制度以外にも、各学校独自の経済的支援制度が活用できる場合もあります。

 学ぶ意欲があるのなら、退学を決める前に必ず大学に相談!経済情勢の影響で夢を諦めなければいけないなんて、あまりにも悲しすぎます……。

 

 

民間の支払い猶予制度・低金利での借り入れについて

 

「国や自治体からの支援じゃたりない!」、「時間的に間に合わない!」という場合は、固定費の中で支払いを猶予できるものがないか、低金利での借入が出来ないかを確認しましょう。

 

 

固定費の見直し・各種料金の支払い猶予

お金を借りる前に、まずは無駄な出費がないか固定費を見直してみましょう。

高額プランでの携帯利用料金、Amazon Prime等のサブスクリプションなどは、「どうしても必要!」というもの以外は解約または低額なプランへの乗り換えを検討しましょう。

 

固定費の中で特に大きな割合を占めるのが住居費だと思います。

賃貸アパートに入居中の場合は、不動産会社に家賃の支払い猶予が出来ないか確認しましょう。

例えば、大東建託はホームページ上に「賃料支払い猶予措置」についての申請フォームを作成しています。猶予された賃料については、申請時より最長2年間の分割払いが可能です。

 

dk-kurashi.com

 

民間保険に加入している方にとっては、保険料の支払いも大きな負担になると思います。新型コロナウイルスの影響を受け、生命保険各社では保険料払込猶予期間の延長等の措置を取っています。支払いが難しい場合は加入している生命保険会社に相談しましょう。

 

 

各種ローン、カード支払いの猶予・条件変更

各種ローンやクレジットカードの返済が困難になった場合は、滞納する前に必ず金融機関・カード会社へ相談しましょう。無言で滞納が一番ダメです!

滞納する前ならば、返済プランの見直し・猶予の選択肢が広まります。

新型コロナウイルスの影響で返済が困難となった人のために、各金融機関が条件変更手数料の無料化などの対応を行っています。自分が契約している金融機関のホームページ等を確認してみてください。

クレジットカード会社も支払いについての相談窓口を設けています。

 

 

生命保険の「契約者貸付制度」

「国や自治体の支援じゃ足りない!」、「支給まで時間がかかりすぎて間に合わない!」という時は、低金利での借入を検討しましょう。

生命保険に加入している方は、保険証券を引っ張り出してきてください。貯蓄性があり解約返戻金のある保険に入っている場合、「契約者貸付制度」を使用できる可能性があります。

 

一部の保険会社は今回の新型コロナウイルスに対する特別取扱として金利0%での契約者貸付制度を用意しています。

 

契約者貸付制度の主なメリットは、下記の3つです。

  • 金利0%または低金利での借入が可能
  • 借入時の審査が不要
  • 申請から入金までの所要期間が短い

契約者貸付制度を使用することで、万が一の保障を残しながら、低金利で迅速に当面の資金を調達することが可能です。

詳しい内容や何円まで借りられるのかは契約している保険会社にお問い合わせください。

 

 

まとめ

 

 当面の生活費に困っている方に伝えたいことをまとめると、以下の3つです。

  1. まずは公的機関の支援を受けられないか確認しよう!
  2. 現在の生活費の中で見直しできるもの・支払いを猶予してもらえるものがないか確認しよう!
  3. 「無言で滞納」だけは絶対やめよう!!!(これが一番大事!!!)

 

今回の記事ではすべての経済支援策は網羅できていませんし、「これを見ても生活の苦しさに変わりはない!」と思う人も多いと思います。

そんな時は、身近な人・市区町村の窓口の人・払えない料金の対応窓口などなど、とにかく色んな人に頼りましょう。相談しましょう。決して一人で抱え込まないでください。

どうかこの記事が少しでも困っている人の助けになりますように……!

 

 

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